2016-05-01から1ヶ月間の記事一覧
幸せのための経済学/蓼沼宏一著(岩波ジュニア新書) 副題は「効率と衡平の考え方」。高校生でも分かる入門書という捉え方らしいが、高校生でなくとも近代経済学を知るためには役立つと思われる。幸せというのはあくまで個人的な、感覚的な概念とは思われる…
僕が住んでいる町を通っている鉄道はJRのみで、さらにディーゼルカー、つまり汽車である。職場から歩いて10分のところに駅があって、時々それでお客さんが来る。タクシーも少ないまちなので、てくてく歩いてこられる。連絡くださればお迎えに行ったのに、と…
ロストID/ピーター・ド・バーン監督 オランダ映画。なんかのコンサルタントの仕事している男が、自転車での帰り道、川に転覆したばかりの車を見つけ泳いで救助しようとするが、一人は助けられた(運転手)ものの一人は死亡。死んだ男はかつての自分の依頼人…
通勤の時に必ず見る大村湾の風景。天気が良くても美しいが、天気が悪くても美しい。ヒトはいい環境だからその場所に住んでいるようなところがあるとも思う。もちろん致し方ない事情や、仕事などの関係もあるのだが、基本的にはどこに住んでもいいわけで、そ…
ご多分に漏れず僕もテレビの「しゃべくり」でMOROHAを見て、興味を抱いて二枚買って聞いてみた。最初にⅡの方から聞いたので、ファーストを後から聞くとやはりⅡの方がそれなりに洗練されている印象を受ける。ファーストの荒削りもいいのだけれど、よりストレ…
テレビでジンベエザメが出ていた。大きなサメのくせに人間を襲うような恐ろしいことはせずに、プランクトンなんかを大口を開けて食べる。プランクトンは小さいから、本当に食べているのかもよく分からないが、海水ごと呑み込んで、鰓で濾して食べてるという…
沖縄の女性が米軍の男性に殺害された事件については、被害者の女性の事を考えると悲惨すぎて何ともいえるものではない。それは最大限の前提だけれど、しかし、それを無視して外国人差別を繰り広げる日本の世論も見苦しいのは確かなことだ。確かだが、それは…
録画したテレビを見てたら、池川義輝という人が焼き鳥を焼いていた。普通の炭火焼き鳥屋さんなら、遠火でじっくり焼くのが常道とされるが、池川は違う。火が近く、気を抜くとすぐに焦がしてしまう強火だ。そうすることで表面をカリッとさせ、中身は柔らかく…
女神は二度微笑む/スジョイ・ゴーシュ監督 インド映画。地下鉄毒ガス・テロ事件が発生して2年。夫と連絡が取れなくなったということで英国から探しにやってきた妊婦さん。警察と一緒に夫が居たはずの痕跡を探すが、そもそも泊まっていたとされるホテルには…
映画配給を仕事にしているある外国人が、最近の日本映画のレベルの低下を嘆いて、こんな状態じゃ「やばいよ」と発言したとされることを受けて、日本の映画製作者側である人物がツイッターで「低予算で頑張っている現場を知らずに神目線の発言する奴なんか信…
私の男/熊切和喜監督 原作はベストセラーの小説らしい。どの程度忠実なのかは未読なので不明。 奥尻島を襲った地震と津波で家族を失った少女を、親戚の男が引き取る。いわば親子になるのだが、少女が成長するにつれなんだか妙な官能的な関係になっていく。…
美人話が続いてしまって申し訳ない。 東村アキコの作品に、「主に泣いています」というのがある。絶世の美女過ぎて苦労する女の話である。彼女の美しさに男たちは見ただけですぐに恋に落ちてしまい、過激な誘いや行動をとらざるを得なくなる。争いや血が流れ…
フォックスキャッチャー/ベネット・ミラー監督 アメリカでは誰でも知っているような有名な事件らしく、その事件の背景をドラマ化した映画らしい。後で調べてみると、やはり事実とは異なることも多いようだけれど、ドラマとしての異常性は、なかなか見どころ…
美人が多い少ない問題というのがある。いや、あるんだと思う。以前中国内陸部を旅行していて、西安だったが、そこでバックパッカーたちと飲んで騒いでいて、ここの地は特にひどい、という話題になったことがある。混ざっていた中国人も大いに同意していても…
ルームメイト/古澤健監督 交通事故で入院していた晴海は、病院で知り合った看護婦(麗子)と仲良くなり、退院後ルームシェアして一緒に暮らすことにする(職が不安定なうえリハビリなども必要で、家計が助かるということもあるようだ)。最初は気の合う友人…
日本人の女性を妻に持つとしあわせである、という話がある。これは古くからあるジョークがもとになっているのだろうと思われる。 男のしあわせとは「アメリカ人の給与をもらい、英国の家に住み、中国人のコックを雇い、フランス人の愛人を囲い、日本人の妻を…
プリディスティネーション/マイケル&ピーター・スピエリック兄弟監督 爆弾テロの犯人を追う時空警察の男は、その事件の元となるらしい過去に飛び、バーテンダーに扮して客の話を聞く。そこで若い常連らしい客が、自分の数奇な過去を話してくれるのだが…。 …
ニタリという名前のサメがいる。日本にもいるらしいが、あまり多くは見つからない。インド洋とかフィリピン沖などの比較的暖かい場所に多くいるようだ。現地語で何か意味があるのかと思っていたら、日本語の「似たり」が由来らしい。オナガザメに似ていると…
カルト村で生まれました/高田かや著(文芸春秋) 題名の通りの内容の漫画。ググってみるとすぐに分かるが、著者が子供時代に過ごしたカルト村というのは、ヤマギシ会という組織のものらしい。僕は九州だからなじみが無いけれど、関東地方などにいくつも点在…
散歩されるのならゴルフなんかもされるんじゃないですか? と聞かれたこともある。その関連がよく分からないのだが、運動としてその人には似た分類なんだろうか。ゴルフはまったくやらない訳ではないかもしれないが、僕には難しすぎるのであんまりやらない。…
パナマ文書の衝撃は続いている。解説はもういいだろうけど、驚いている大衆のカマトトぶりに見ていて驚いているくらいだ。まあ、文書に書かれているだろう個人や企業の人たちもそれを見てさらに驚いているだろうけど。あわてて逃げても過去にさかのぼって糾…
米国大統領選の共和党の候補として、実質上トランプ氏が指名獲得を果たしたという。民主党からは順当にクリントン氏があがってくる模様だが、ここでの最終決戦では、予想上8:2でクリントン氏とは言われている。これは日本での報道を真に受けてのものだが、…
魔女/五十嵐大介著(小学館) 全2巻。絵が上手いというので興味をもった。まさに絵画的な漫画世界。不思議な話だが、ストーリーも面白い。 実はNHKの「漫弁」という番組に著者が出ていて、緻密な絵を、アシスタントを使わずに書いている様子が紹介されてい…
趣味は何ですか? と時々聞かれる。初対面の人との雑談などで多いかもしれない。まるでお見合いの会話だ。そんなに考えないで答えたらいいのだが、音楽といっても僕のような中年でロックばっかり聞いてるのも正直に言いたくないし、読書などというのも無趣味…
「読まなくてもいい本」の読書案内/橘玲著(筑摩書房) 副題に「知の最前線を5日間で探索する」とある。確かにブックガイドだが、その内容をダイジェストとして、またダイナミックに理解するのに大変に役立つ。その上でちゃんと本を読んだって構わないだろ…
以前は母性本能というような単語はよく耳にしたものだが、厳密に言って母性本能というのは女性にもともと備わった本能なのではないらしい。女だから子供が好きとは限らないのは実に当たり前のことで、当然であるのは考えなくても分かることだし、また、実際…
さよなら歌舞伎町/廣木隆一監督 ラブホテルに集う人々のそれぞれの事情を描いた群像劇。たった一日だけの話だが、単なる定点観測というより、それまでとこれからも分かるようになっている。舞台がラブホテルということもあって、やたらに裸体が出てくるが、…
僕はダイビングの経験は無いが、やったことが無いのに潜っている人を見ているだけで、時々怖くなったりする。それはやはり潜っているときに何かトラブルがあるのではないかという恐れである。人間は水の中では息が出来ないから、酸素ボンベなんかにトラブル…
熊本(および大分)の地震では多くの被害が出た。連日テレビなどの報道で見られるとおりで、多くの人もその実情はご存じだろう。また連休中にはたくさんのボランティアなど支援の人々が現地入りしていると聞く。誠に尊いことで、暑い中(また天候不良もある…
国会議員が居眠りしている写真や動画というのがずいぶん出回っている。テレビはあんまり見ないが、使われる人は繰り返し使われている人もいるようだ。確かにひどいもんだな、と素直に怒りを覚える訳だが、しかしながら国会中継なんかを真剣に見たことも聞い…