2022-03-01から1ヶ月間の記事一覧
パワー・オブ・ザ・ドッグ/ジェーン・カンピオン監督 牧場を経営している兄弟とカウボーイたちが、牛を売るために町までやってきて、あるレストランに入る。そこは未亡人とその息子(従業員もいるが)が切り盛りしていて、なかなかにいい感じの店なのだが、…
映画「ドライブ・マイ・カー」が賞を取ったからだと思うが、原作と言われている村上春樹の「女のいない男たち」を引っ張り出して、読み返したりしている。これには前書きがあり、この表題で多くの人がヘミングウェイの「男だけの世界」を思い出すだろう、と…
ANNAアナ/リュック・ベッソン監督 旧ソ連で麻薬に溺れてどん底の生活をしていたアナだったが、どういう訳か才能を見込まれて鍛えられ、パリでモデルとして活躍するかたわら、スパイ活動を行い、暗殺者として活躍する。しかしながら敵のCIAも黙ってなくて、…
会う人と少し話を続けると必ず出る話題が、完全にコロナからウクライナ問題へ変換した。僕もブログで取り上げてもいるし、そうして読んでくれている人からも言われることは、その後僕がどのようにこの問題を考えているのか、という事でもあるようだ。確かに…
デリートヒストリー スマホの履歴を消去せよ!/ブノワ・ドゥレピーヌ&ギュスタブ・ケルヴェン監督 ネットやスマホにはまっている関係で、さまざまなトラブルに巻き込まれた三人が、大元の原因から打開すべく、奔走する物語。ネットにはまるあまり、通販で…
正直者は好かれ、噓つきは嫌われる。正直であることの美徳は、人間の倫理において絶対のように言われ、嘘つきが社会に混ざっていることの悲劇は、数限りなく伝播されているように感じられる。少なくとも僕はそのような言動を聞きながら成長し、社会生活の中…
アドレナリン・ドライブ/矢口史靖監督 おそらく営業で先輩と一緒に運転中に、先輩のいじめの所為でやくざの車に軽く追突してしまう。事務所に呼ばれ恐喝を受けるが、その時事務所でガス爆発が勃発。ちょうど痛めつけられて床に転んでいたために爆発の影響が…
歩いていると様々な音が耳にはいって来る。たまに学校のそばを通ると、チャイムの音が聞こえる。最近の傾向なのかどうか知らないが、何かちょっとした短いメロディが流れている学校もある。新幹線なんかでも短いメロディが流れるが、ああいうたぐいのよく知…
ブルータル・ジャステス/S・クレイグ・ザラー監督 行き過ぎた捜査を市民から通報で取り上げられ、ただでさえ警察の差別的な取り締まりに対して風当たりが強い中にあって、二人の警官が6週間の停職処分にされる。さらに無給だ。彼らにも事情があり、経済的に…
雑誌で知ったのだが、ハリガネアート(ワイヤーアートとも)というのがある。もともとぜんぜん知らなかったわけでもなさそうだが、まったく興味が無かった。石膏などを固める基礎などでも針金のようなもので形成することがあるだろうから、もともと芸術関係…
ホワイトゴット 少女と犬の狂騒曲/コーネル・ムンドルッツォ監督 おそらく近未来なのだろう。そこでは雑種の犬を飼うと重税に課されることになっている。貧乏人は雑種が飼えないのだ。少女は家や学校での暮らしの中で、なんとか愛犬ハーゲンを守っていこう…
Mother/大森立嗣監督 ギャンブルやホスト通いなどで金を散在し、すぐに生活を破綻させているシングルマザーの女には、小学生に上がるくらいの男の子が居る。金に困ると肉親に金をねだり、工面してもらっても返す気など無い。元夫からの養育費もあるようだし…
雑誌「UP」3月号の記事で金正恩の10年を振り返った文章を読んで(宮本悟:北朝鮮研究)、なんだかずっと引っかかっていた。それというのもロシヤのウクライナ侵攻なのである。これほどの愚行が行われるはずがないと西側は高をくくっていたところがあったのだ…
だいぶ前にクローン羊のドリーというのが誕生した、というニュースが流れた時には、世間としてはずいぶん冷ややかな空気があったように感じる。その後そんなにしないうちにドリーは亡くなったようで、クローンだから長生きしなかったのかどうかも知らないう…
特捜部Qカルテ番号64/クリストファー・ボー監督 北欧を舞台にしたミステリ作品として人気の高い小説を映画化したもの。そのシリーズの一作品である。 過去の未解決の事件を追う部署がある。ある隠し部屋が見つかり、その部屋でミイラ化した三遺体が見つか…
西側から激しく経済制裁を受けているロシヤは、実質上かなり厳しい立場に置かれていることは間違いなさそうである。そういう状況が見えると、西側も勢いづくものがあるのではないか。しかしながら僕はテレビのワイドショーの類はみることが無いので、ひょっ…
居眠り磐音/本木克英監督 原作小説がある(けっこう続いているシリーズもの)。般若と誤読されることが多いが、イワネと読む。そういうところはなんとなくめんどくさいが、ネットでは間違って検索してもちゃんと磐音に行きつく。要するに間違い検索が常態化…
日常的に映画を見る毎日を送っているわけだが、netflixではやたらと話題のドラマのお勧めが出てくる。実際に面白いらしいことは聞いていて、食指が伸びることもある。しかしながらドラマは何話もお話があって、さらに続編なんかがあったりする。人気が出ると…
街の上で/今泉力哉監督 主人公の男は、彼女の誕生日に浮気を告白された上にフラれてしまう。納得がいかないまま失意の毎日を送っていたが、働いている古着屋の客から自主製作映画に出て欲しいと言われ、しぶしぶ出てみたが、緊張でまともな演技もできず、せ…
最初は大雪など天気の関係で遅れているのかな、とも考えた。僕はいろいろな雑誌を定期購読しているが、たいていは月刊誌なので、遅配されているのかどうかはあまり気にしていない。気になるのは週刊誌である。以前はニューズウィークもとっていたが、だんだ…
ハッピーフライト/矢口史靖監督 パイロットには階級があるらしく、新人からベテランに上がる試験のようなフライトを兼ねて、ハワイ行定期便の運航をすることになっている。このフライトに新人のスチュワーデスさんと、飛行機の整備士の話が同時進行的に重な…
人類と気候の10万年史/中川毅著(講談社ブルーバックス) 副題「過去に何が起きたのか、これから何が起こるのか」。世の中には様々な学問があるが、古気象学という分野があるらしい。人間の寿命というのは平均で100年に満たないが、星の一生とはどれくらい…
ザ・テキサス・レンジャーズ/ジョン・リー・ハンコック監督 ダルビッシュがいたメジャーリーグのチームの物語では無い。もっともこのチーム名は、この映画の主人公たちの名前にちなんではいる。この映画の題材は、たびたび様々にドラマ化されており、複数の…
男性より女性の方が長生きだというのは、多くの人が普通に認識している事実である。生命としてのデフォルト(完全体と言いますか……)は女性なので、当然と言えば当然だと思うが、女性の方が男性より短命だという国も無い訳ではない。比較的イスラムの国は男…
クリード チャンプを継ぐ男/ライアン・クーグラー監督 孤児院で暮らす少年のもとに一人の女性が訪ねてきて養子にするという。その子は実は亡き偉大なボクサー、アポロの隠し子で、女性はアポロの正妻だった。少年アドニスは立派に育ち証券会社に勤めるよう…
痔の調子が悪いような気がして、日々の不安が募っていた。今の時期は(厳密には今の時期には限らないのだけど)会議が多くて、あまり時間が取れない。手術ということになると、それなりの期間、拘束されてしまう。もっとも今はほぼZOOMでの会議なので、…
見えない目撃者/森純一監督 主人公の女性は、やっとの思いで警察官になった矢先、車の運転中弟の不注意で事故にあい、失明する。その事故で弟も焼け死んでしまう。それで警察官としての職は失い母と二人暮らしで、パソコンで何かの仕事をしている様子。そん…
現在も戦闘が続いている中で、なおかつ報道からしか情報を得られない立場で将来を見通すのはきわめて難しいが、ウクライナ情勢は本当に厳しくなっているように見える。その厳しさを増長させているように見えるのは、今のロシヤと対峙している我々も含めて、…
ロープ/アルフレッド・ヒッチコック監督 ヒッチコック初のカラー作品。元は舞台劇のようだし、実際の事件もモチーフにしているという。当時のフィルムは15分くらいしか連続撮影ができなかったのだが、1時間20分の尺の映画が、あたかもワンカットで撮られた…
図書館で本を探していると、男性の少し大きな声が聞こえる。誰かを叱責している様子で、おそらく相手は図書館の女性職員なのだろう。時折受け答えの女性の声は聞こえるが、図書館なので低く小さく、内容までははっきりとは分からない。申し訳ない、というよ…