かわせみ側溝から

志は低空飛行 

2013-04-01から1ヶ月間の記事一覧

口紅を拭いて歩く女こそ日本の自立かも   豚と軍艦

豚と軍艦/今村昌平監督 映画としては間延びしていて焦点が良く分からないところはあったのだが、非凡なものであることは間違いない。ちょっと野心的過ぎたのかもしれない。長門裕之も吉村実子も大変な熱演だけれど、観てる方が疲れてしまうような感じもある…

転機にはジタバタしよう

I Like You So Much Better When Youre Naked Video 先日車で比較的長時間移動していて古めのMDから流れて来た曲。懐かしい。そうして今更ながら、ストロークスの女性版という感じだったのかもしれないな、などと思ったりした。 とやかく言うことではないが…

ギターの神様よりベースのアイドル

Jeff Beck & Tal Wilkenfeld. @ Crossroads Festival 2007 どっちかというと、タル・ウィルケンフィルドの方に目がいっちゃいますよね。かわいいだけで無くて、やっぱり実力があるというのがいいです。かわいいだけならベース弾かなくてもいいんだけど、上手…

悲しく楽しくたくましい   東京五人男

東京五人男/斎藤寅次郎監督 戦後の焼け野原の東京のロケ風景を見るだけでも十分に価値のある映画ではないか。かと言って記録映画では無くて喜劇。当時の世相を風刺を利かせてドタバタのスラップスティックを取り交ぜて、時にはミュージカル風になったりする…

15分くらいは確かに見やすい

当たり前だが「朝ドラ」というのは海外には無いものらしい。毎日少しづつ物語が進むということと、大抵ヒロインが若い女性で、世の中を明るくする趣旨が込められているというような国民的な習慣になるようなものが、ずっと放映されるような土壌が無いという…

やはり近くて遠くもある国   ほえる犬は噛まない

やはり近くて遠くもある国 ほえる犬は噛まない/ボン・ジュノ監督 まず韓国の食文化の背景がある。もちろん韓国に限らず広く犬は人間から食されてきたことは間違いあるまいが、近年の話である。つまり、日本で犬が失踪するということになると、食われている…

3Dプリンターを欲しがる人がゲットしそうなもの

3Dプリンターの話題については、表面的な期待がひとおりあって、凄いってことなんだけど、最後の方で、でも、っていう展開が多いように思う。それは確かに凄いけど、例えば銃のような武器もプリントアウトできるようになるというのは怖いということなんだろ…

将軍の哀れさが涙を誘う   刑事コロンボ・迷子の兵隊

刑事コロンボ・迷子の兵隊/サム・ワナメイカー監督 コロンボシリーズを映画と見るかはお許しを。テレビシリーズではあるけどこの欄で紹介ということで…。 国防関連の財団があるところがアメリカ的だという感じもするが、いや、他国にだってあるかもしれない…

日本食は復活するか

新聞を読んでいるとTPPにより安いコメが入ってくると、約7割の人が外国産の米を購入するようになると予測していた。3割の人が国産を買うということなのかは分からない。米を食わない人もいるだろうから、あくまでコメを購入する人の内、ということなのだろう…

琴でジミヘン

Voodoo Chile-Jimi Hendrix / Gayageum ver. by Luna かっちょいい。いわゆるチョ―キングってやつが独自の感じですね。品よくカッコつけられるということかもしれない。意外な組み合わせであるようでいて、しかしけっこう相性はいいんだな、という感じもする…

突然に昔の友人に会いに行く 色彩を持たない多崎つくると、彼の巡礼の年

突然に昔の友人に会いに行く 色彩を持たない多崎つくると、彼の巡礼の年/村上春樹著(文芸春秋) 過去のしあわせな時間と負ってしまった深い傷の記憶が、現在の行動の支障になることは多々あることかもしれない。むしろそういうことの方が、実際上は多くあ…

永久の命の獲得の方法

生物は年を重ねると老化する。それは当たり前のこと過ぎて何の疑問も無いが、人間というのは老化を止めたいという願望があるらしい。長生きしたいというのは理解できないではないが、さらに長生きだけでなく、いつまでも若くありたいということだろう。 とこ…

うかつに手に取ると…   皇帝のかぎ煙草入れ

皇帝のかぎ煙草入れ/ディクスン・カー著(創元推理文庫) ヒッチコックの裏窓的な要素のある推理名作。殺人を目撃してしまう美貌の女性が、逆に犯人に仕立て上げられてしまうが、その窮地を推理探偵役の博士が解き明かすというスジ。なるほど、という面白さ…

日本のリーダーになりたくない

経営セミナーとかリーダーシップとか、そういう話になるとよく昔の武将タイプの話なんかが出てくることがある。たとえば、信長とか秀吉とか家康とか。 自分はどれで誰になりたいか? などと問うてくることなんかもあるわけだ。 いやね、趣旨は分からんではな…

相撲の日本的なところとは

先日テレビを見ていたら、英国人が相撲のことを語っていた。いくら外国人が増えているとはいえ、相撲というものを諸外国の人が見ると随分驚くことは多いことだろう。 ところがマゲやマワシや仕切りなどの儀式に驚いて楽しんでいるのかといえば、確かにそうい…

気分的に無視を決め込んでいたけど…

北の動向については、ほとんどの人はうんざりしたりお笑いになったりしていることと思う。しかしながらいつの間にか脅威や恐怖というものをほとんど感じないということがあって、我ながら驚くのである。狼の嘘をついた羊飼い少年が食われたのは、このせいだ…

啓蒙、安全運転

R. Kelly - Radio Message 人間とは別の生命が歌っているみたい。 巷間では交通安全週間というものらしい。いろんなところで張っているのでお気を付け下さい。 また、新一年生も登校を始めているようで、路肩で危なっかしく歩いている姿が目に付くようになっ…

馬にとらわれる生き方だけはしたくない   戦火の馬

戦火の馬/スティーブン・スピルバーグ監督 僕は動物の中でも特に馬が嫌いかもしれない。理由は単純で、飼っていたから。 馬というのは厄介な動物で、とにかく飼うには面倒である。世話をするのが死ぬほど嫌だった。牛とかヤギだとそうまで感じないのだろう…

親日は反中の背景があるとみた

台湾に行って来た。 団体だったのでガイドさんがついていろいろ案内してくれる。僕は過去に2回は来ているはずだけど、2回ともバックパッカーだったのでこういうことは初めてだ。でもまあ、行くところは同じようなところだったかもしれない(だいぶ思い出し…

僕には向かない職業

職業に貴賎なし、という考えに僕は激しく同意している。まさにその通りである。しかしながらやりたくないという仕事はゴマンとある。やりたくてもやれない場合は悲しいが、ある一定の尊敬の念もありながら、やはり自分にはとても無理だし、やはりやりたくな…

遡って愚かさを理解する   Xメン ファーストジェネレーション

Xメン ファーストジェネレーション/マシュー・ボーン監督 後日談では無くて前日談ということらしい。もちろんもとを知らないので(というか忘れた)関係ないといえば関係ない。これからお話が始まるということは終わってから分かったが、だからといってどん…

素直に楽しくやりたいもんです

Let It Be - atles: Michael Province & Nathan Chan on Violin and Cello 楽しそう。 技術的に分かり合える信頼ってあるような気がするね。これは面白くなるな、って、やってる途中でゾクゾクするんだよね。そうして実際にそうなっていくというのが、やっぱ…

まっすぐさがダイレクトに伝わる物語   シングルマン

シングルマン/トム・フォード監督 ブロークバック・マウンテンの時にも感じたことだが、今や純愛というのは、同性愛の世界でなければ、いわゆる正常に語ることができなくなった題材ではなかろうかと思われる。男女が恋愛をするハードルはどんどん低くなって…

個性なんて影響を受けても自然に出るものなんだろうね

"Better Things" - Ray Davies & Bruce Springsteen レイ・デイビスの曲なんだけど、Eストリート的な、アメリカ的な感じなんだよね。考えてみると当たり前かもしれないけど、不思議というか、変というか、面白いわけです。 先日、人の批判ばかりで、社会を揶…

僕は連続した僕なのか

驚いたのはプロ野球のシーズンが始まっているのに気づいて無かった事かもしれない。いや、春の選抜が終わっているのにも驚いた。聾唖の知人からメモをもらって「シロハト」が優勝したというのを聞いたのも、ああそうか、と思った。そんなに世間から隔離され…

暇にプラス・イメージを!

エコノミック・アニマルといえばかつては日本人のことだった。景気もあるとは思うが、いまや米国より労働時間は短くなった。休みも有給消化は少ないと言われながら、実際には多く取られている。そもそもの休日が多いせいだろう。しかしながら、恐らく実感と…

目的が無くドレスコード有り

女子会と男性の飲み会は何が違うかという話をしていた。 女子会の特徴として、 ① 監事の役割が大きく予定がしっかりしている ② メンバーも厳選されている ③ 何を食うか(店の選択)、のポイントが高い ④ ドレスコードがある場合がある ⑤ コミュニケーション…

ちゃんと食うようになってる

訳あって長男次男、それぞれ別に飯を食いに行く機会があった。二人きりで飯を食うなんてことは日常ではほぼ無かったことで、そういうことだけのことなんだが、妙なイベント感がある。相手も何となく勝手が悪いというか、そういうことは感じているかもしれな…

つらい道こそ…   成功はすべてコンセプトから始まる

成功はすべてコンセプトから始まる/木谷哲夫著(ダイヤモンド社) 一緒に仕事をする機会が多いのに悪口を言ってすまないが、役人さんと話し合いとか会議などをしていてつくづく思うのは、このコンセプトが本当につまらないと思うことかもしれない。わざわざ…

観ない方がいいかもしれない恋愛の姿   ブルー・バレンタイン

ブルー・バレンタイン/デレク・シアンフランス監督 一緒に観てたはずなんだけど、途中でつれあいは寝てしまっていた。結果的にはそれで良かったかもしれないなあ、というような、極めて重たい映画。恋愛映画だからといってカップルで観るには最悪の選択とな…