かわせみ側溝から

志は低空飛行 

2017-06-01から1ヶ月間の記事一覧

圧倒的不利でも簡単には諦めない賢さ   サンキュー・スモーキング

サンキュー・スモーキング/ジェイソン・ライトマン監督 煙草業界の広報とロビー活動をしている男の奮闘を描いた作品。米国の話ではあるが、既に政治的にも煙草の害が確定したとされている中で、煙草を援護し口先八丁のみの力で、さまざまな場面を打開してい…

童貞でカエル好きは問題か   箱入り息子の恋

箱入り息子の恋/市井昌秀監督 僕はよく知らないが、星野源の主演というのに価値のある作品かもしれない。おそらくその後のテレビ・ドラマにも影響のある作品なのかもしれない。 しかしながらこのドラマの脚本というか、人々の反応には、ちょっと問題の多い…

狛キジさんにおののく

先日の埼玉出張は、わが所属する某団体の名代として。たまたまスケジュールが空いてるのが、たぶん僕しかいなかったのだろう。みんな忙しいのだ。 とはいえ、九州は長崎からだから、義理堅い仲間関係なのだ。 会場は南浦和のとある場所。京浜東北線に乗り換…

携帯に影響受けない訓練を

会議や研修の時に電話が鳴る。最初に注意喚起される場合も多いし、今はさすがに減ったとも思われるが、それでもいまだにこれは起こる。当事者はほぼ高齢者。中には壇上で発言しているとかいう場合でも鳴らしている。これは呆れるというより、恐ろしいとも思…

勧められても書きたくない   私小説のすすめ

私小説のすすめ/小谷野敦著(平凡社新書) 私小説を通じた文学論と、私小説を書くということを万人にも勧めた内容。 確かに私小説に関しては、偏見というか誤解のようなものが漠然とあるようだというのは、聞いたことはある。日本人は西洋人のようなスケー…

大きな声と近い声は聞かないこと

幻聴が聞こえると言えば、それは病気だと言えそうだが、かくいう僕は幻聴を聞いたことがある。禁煙をしている時に苦しくて、他人の捨てたたばこの吸い殻に無意識に手が伸びていた。おっと危ない、と思って手をひっこめたら、「これを吸ったとしても、また止…

一人で生きるぞ、弁当屋   のんちゃんのり弁

のんちゃんのり弁/緒方明監督 働かない亭主に愛想を尽かして下町に帰って来た女が、娘を連れて女の自立を図るべく奮闘する。娘の幼稚園の時間と都合の良い仕事は無く、資格も技能も何もない30越えの女には厳しい現実であることを思い知らされる。いよいよ貯…

時には葬儀に通う

特に僕の周りの人の死亡率が高くなっているとは聞いていないが、しかし葬式に行くことは確実に増えている。週に三度も葬式に行く、なんてことも珍しくなくて(どういう訳か四度以上という経験はまだ無い。三度というのは複数回経験があるのに、それは超えら…

バカバカしいが、突き抜けて楽しい   白雪姫と鏡の女王

白雪姫と鏡の女王/ターセム・シン・ダンドワール監督 白雪姫のあらすじを知らない人を対象にしている映画ではなさそうだ。さらにディズニー映画とも違う。アダルトってわけでもないが、それなりに大人の映画ともいえる。ブラックな笑いが随所にあって、さら…

お金につられて得をする

早起きは三文の得という。なんでもお金で換算する思想というのは、多少のいやらしさはあるものの真実めいてはいる。しかし三文だが、二束三文という言葉もある通り、非常に安いというたとえでもある。現代で換算するのは難しいが、仮に一文を30円前後と考え…

題名は意味深だが、僕には分らない   女の中にいる他人

女の中にいる他人/成瀬巳喜男監督 最近この映画のリメイクのドラマが放映されたようだが、それで興味を持った訳では無い。一年くらい前にレンタルのリストに入れていたらしいのが、ようやくめぐって来て観たというだけのことである。 夕刻東京でビールを飲…

認知症:めんどくさい、近所づきあい我を救う(かも)

「認知症」という言葉自体が認知症予防を妨げているという。順を追って話すと、認知症というのは検査によって、「認知症予備軍」と診断された状態であれば、十分にまだ進行を止められるし、あるいはある程度までは改善することが可能であるという。というこ…

ペットに家族愛を持ち、肉を食らう人々   ぼくらはそれでも肉を食う

ぼくらはそれでも肉を食う/ハロルド・ハーツォグ著(柏書房) 副題「人と動物の奇妙な関係」。人間は雑食性の動物で、当然動物を殺して食べる。生き物を殺すことで、自らが生き延びている。さらに何を食べるのかというのは、習慣的文化的な背景があって、多…

会議では、今後福岡集まり中心と決まる。

今回はバスで博多入り。自宅の関係で、これが都合良い。 博多節舞姿。 「着衣の横たわる母と子」。噂では2憶6千万ともいわれてる。凄いですね。 KITTE前のポスト。 僕が写真撮ってると、次の人たちが前に並んでポーズ取ってました。なんとなくかわいいもんね…

やはり人間ドラマだと思う   寄生獣・完結編

寄生獣・完結編/山崎貴監督 いろいろ違うところはあるというのはあるが、それでも基本的には割と原作に忠実という流れはある。だから駆け足だと感じるところもあるし、やはり違いそのものが浮き上がるところもある。原作が漫画だということもあって、二次元…

僕は学習部長に向かなかった

中学生の時に、何故か僕はクラスの学習部長というのをさせられたことがある。それで部長として目標を掲げなければならないという決まりがあって、特に信念があった訳では無いが、適当に「朝自習の徹底」という目標にした。当時学習部長は、先生のお手伝いと…

僕も涙して観ました   植物図鑑 運命の恋、ひろいました

植物図鑑 運命の恋、ひろいました/三木康一郎監督 原作、有川浩の小説。2月の寒い日、アパート前の駐輪場に行き倒れている様子の青年を、まるで子犬を拾うようにアパートにかくまい、そのまま半年一緒に暮らしだす。ただし、この青年は生活力が高く、料理が…

ピースサインで写真に写るな

ピースサインが危ないらしい。平和のしるしが何故? いやいや、写真を撮る際についついやってしまう定番のポーズというか、普通にやっている指の形である。それで写真がネットにUPされると、本人の顔の隣に本人の指紋が写ってしまう。今や携帯のカメラとい…

生命である限り親から何かしら遺伝してる   遺伝子の不都合な真実

遺伝子の不都合な真実/安藤寿康著(ちくま新書) 副題「すべての能力は遺伝である」。人間の能力には、遺伝の影響がそれなりに大きいことは事実らしい。しかしそのような事実を前にすると、少なからぬ混乱を覚える人が多いということが書かれてある。要する…

ヤギさん。銀ブラ。

さてさて、今回の出張も空の旅。最近は飛び立ってしばらくすると電子機器使用してよいとアナウンスがある。前は電源切ったままだったけど、いろいろ助かる。忙しい人はパソコンで仕事らしきものをしている人もいるけど、なんとなく怪しい。 タイミング遅れた…

ヒトラーは僕かあなただ   帰ってきたヒトラー

帰ってきたヒトラー/ダーヴィト・ヴネント監督 原作小説があるらしい。現代のドイツに何故かよみがえったヒトラーが、テレビのお笑い芸人として話題を呼び、一世を風靡する。しかし一部犬を射殺する映像がリークされ、一転批判されると、隠遁するなか小説を…

エリカ様を見習う

テレビ見てたらエリカ様が、「私って〇〇じゃないですか」といって話す女にイラッとすると言っていた。なんとなくわかる気がするが、確かに時々聞く言い回しである。 意味としては「私は〇〇のようなところがあるのですが…」「私は〇〇という考え方をするの…

鼠小僧、吉良様、勝海舟

博物館前に、なぜか亀に乗った人が。実はこれ、亀では無く贔屓という伝説の生き物らしい。まぎらわしい生き物がいたものだ。で、乗っているのは、徳川家康像だそうです。 信号渡ってしばらく行くと公園がある。 実はすみだ北斎美術館目当てで来たのだ。 東海…

日本の昔は娯楽だ 江戸東京博物館

さて、今日はお出かけ。 この駅はやり過ごす。 四ツ谷~。 そんで向かったのは両国。間違えて東口から出ちゃって、コインロッカー見つけられず。気を取り直して、とりあえず見えてるデカいところから行ってみよう。 なんか、ほんとにでかいな。 竜馬展もやっ…

日本庭園を歩く

今回も朝散歩からスタート。まだ、朝食ビュフェまで時間があるんだよね。 赤坂プリンスクラシックハウス。 立派なシカも居た。 デカい建物のエスカレーター利用して抜ける。 貸しボート屋があって、釣りしてる人がたくさんいた。堀には藻が大量に発生してて…

有楽町で逢いましょう

今回の散歩の出発も新橋から。この日は京急線で人身事故があったらしく、久しぶりにモノレール使ってやって来た。 いつもの道を歩いてたけど、まだ時間があるんで外れてみた。 このビル、虎ノ門ヒルズっていうようだ。中は、また今度ね。 日差しが強い。 多…

底辺の生き方と抜け出し方   トラッシュ!

トラッシュ!/スティーブン・ダルトリー監督 副題「この街が輝く日まで」。リオデジャネイロの貧困スラム地区の少年たちは、ゴミをあさる(資源ごみのようなものだろうか)ことで生計を立てている。そのゴミの中から偶然財布を拾うのだが、これは政治家の秘…

「ハミルトン」が愚かしさの代名詞になりませんように

ブロードウェイで社会現象的な大ヒットなっている「ハミルトン」というミュージカルを取り巻く話題というのを見た。内容は、現代アメリカの対立。アメリカの建国の父であるメンバーの一人で10ドル紙幣の顔にもなっているハミルトンという人の伝記ものを、ラ…

女心の難しさが滑稽に描かれた名作   眺めのいい部屋

眺めのいい部屋/ジェイムズ・アイボリー監督 原作は何か文芸作品らしい。歌曲やクラシック音楽が場面場面で効果的に使われ、貴族の格調高き雰囲気を伝えているが、基本的には恋愛を通じた滑稽話である。それがどういう訳か結構面白いので、名作めいた楽しい…

伊王島の灯台

毎年今の時期、長崎の南側に用事がある。午後からは会議だったので、午前に行くと、あんがいすぐに用事は済んでしまった。車だと比較的ご近所なので、伊王島まで足を延ばすことにした。 実は伊王島には船で行ったことしかない。その上会議だったし日帰りだっ…