2012-11-01から1ヶ月間の記事一覧
祭りの準備/黒木和雄監督 ひとことで言うと。鬱積したものを抱えたまま悶々と過ごす、土佐の若者の成長物語である。田舎ながらの閉塞感と若者特有の恋愛と性の悩みを中心に、その土地で起こる様々な事件を絡めてスジらしきスジ無く進むお話である。 狭い社…
テレビのキャスターが主観的な意見を言うようになったのはいつの頃からだろう。あんまり民放を見る習慣が無いのであてずっぽうだけど、久米宏あたりからなのかな、とも思うがどうだろう。 気の効いている場合も時にはあるのかもしれないが、大抵は的外れだし…
販売の折、ラジオが取材に来てくれた。いろいろ事情もあって僕が対応することになった。 生放送で、いつ中継なのか時間もだいたい決まっているらしい。気になったのは、ちょうどその時間に保育園の子供マーチングのイベントが行われる予定になっていたことだ…
日曜に晋二朗くんのところ主催のワインの試飲会のお手伝いをした。雑感をメモ的に。 準備で荷物をちょっとだけ運んだり、試飲に当たって自分のブロック担当のワインをお注ぎするだけという簡単なお手伝いであった。お手伝いすること自体はぜんぜんかまわない…
何のために勉強をするのか。どうして頑張って試験で良い点数を取ろうとするのか。 過去のことなんで忘れてしまったというのが正直なところなのだが、自分のことをさておいて考えると、国際的な差がみられるという。その理由において国民的違いがあるものらし…
いよいよ選挙になりましたね。もうすでに選挙後の連立のことしか興味が無いけど、まあ戦争なんで大変ではあります。それにしても世の中はずいぶん変わったもんだね、という感慨はある風景ではあって、特に関係者じゃない人は結構迷ってしまうものかもしれな…
販売の仕事で4日ばかり立ちっぱなしだった。一日10時間。食事や休憩なんかも時々取るので、正味8.5時間といったところか。毎年のこととはいえ普段とは違う仕事なんで、これが老体にはけっこう堪えるわけだ。 今年はいつもより少しばかり早い時期だったことも…
ビビを見た!/大海赫著(ブッキング) あなたのエラサはなんポッチ?/大海赫作(「SFセレクション4 科学者たちの陰謀」所収/ポプラ社) 新聞の書評欄で昔懐かしい絵本の復刊も兼ねての紹介があった。僕には読んだ覚えが無かったし、懐かしいも何も感慨は…
誰よりも早く食うということは無いが、食べるのは早い方かもしれない。他人よりよくしゃべるのに皿の上のものは減っている。たいして噛まずに飲み込んでいるらしい。せっかちなところがあるので、噛むのがめんどくさい。じゃあ食うのが面倒か。それは腹が減…
父と暮らせば/黒木和雄監督 基本的に二人劇のようだ。回想シーンでもう一人でるが、かえって夢の中のようで現実感が薄い。むしろ親子の交わす会話の中から、観る人は様々な場面を想像することになる。戦争と、原爆というものの悲惨さということを、映像で無…
ジャッジメント・ナイト/スティーブン・ホプキンス監督 観始めてすぐに思い出した映画が、ピーター・フォンダの出ていた「悪魔の追跡」だった。多少違う話だけど、基本的にその映画を観た方が楽しめるだろうし、不思議な気分になれるだろう。 実を言うと感…
「すいません」の国/榎本博明著(日経プレミアシリーズ) 日本人が海外旅行をして、その国の挨拶とお礼の言葉を覚えるのは当たり前として、さらに当然のこととして、このスイマセンというのを覚えるのが重要だということをいう話を、いろんな人から延べで何…
時代屋の女房/森崎東監督 何となく見覚えがある風景のような気がするところがあって、それが何なのか分からないまま観続けていた。終わった後にもそれは思い出せないでいたのだが、それなりに古くなってしまった映画の所為であるのと、やはりこの映画がつく…
会議が長くなって休憩を挟もうということになると、トイレにも列ができることがある。男性の場合比較的短時間で列は解消される場合が多い訳だが、僕より上の世代ばかりになると、そうもいかなくなる現実がある。上手く言えないが、単純に時間が長くなるので…
TANKA短歌/阿木耀子監督 このような生き方が理想であるような女の人というのは、あんがい居るのではないかという気がする。多くの場合、抵抗を感じるのは自然なことだろうが、しかし彼女は屈折しているようでいて、実は素直に生きているという感覚を持って…
臆病者のための裁判入門/橘玲著(文春新書) 知人の保険のトラブルで裁判に付き合うことになり、その驚愕の世界にさまようことになった顛末記を中心に日本の法の世界を考えるという内容になっている。まったく酷いものなのだが、一般の人であっても法的にひ…
目覚める必要のあるのはどちらか 大地は誰のものか ~大地を耕す中国人~ 以前北方領土のドキュメンタリーを見た時も感じたことだが、ロシヤの地には多くの中国人が進出している。ロシヤ人ばかりが住んでいるのかと言ったら現状はそうでなく、農地を耕したり…
最終便の時間は事前に調べていたので分かっていたのだが、「いや、その時刻はまちがいだ。君はちゃんと調べてないから駄目だ」と怒られた上に3次会につきあわされて、嫌な予感がしてたんだが、案の定諫早終点のやつだった。 座席ではお互い寝てたので「終点…
インドに「裸足の大学」というのがあるらしい。動画は検索して簡単に観ることができるので、ぜひ見てほしい。 なんでこういうことができるのか、ということはとうぜん色々考える。インド人が素晴らしいからというのは当然そうだと思うが、のちのアフリカでも…
おじさんの13回忌に出ていた。戦争の話とか、生の体験記のようなものは、なんだか久しぶりに聞いたな。南方で移送船に乗ってて潜水艦に撃沈されて九死に一生を得て帰って来たという話なんだが、そうやって帰ってこなければ目の前にいる息子さん達はみんない…
スーパー8/J・J・エイブラムス監督 いやあ、これはもう、手放しで感激するしかない。おそらく僕らの年代を意識して作られただろう映画で、今の子供には何のことやらわからないだろうけれど、大人のための少年映画なんだから仕方がない。噂は聞いていたはず…
米国大統領選ではオバマさんの再選が決まった。結果的に大差ということだが、皆さんも知っている通り得票数で大差ということではない。各州の選挙人の数は人口によって割り当てられており、勝った方がその選挙人の数を独占できる。近年ではアル・ゴアの方が…
日本アルプス大縦断というドキュメンタリーを見た。 日本海の富山湾から太平洋側の駿河湾までを8日間以内で駆け抜けるという超人レースだ。その間に何があるのかというと、日本の屋根ともいえる3000メートル級の山々が立ち並んでいるわけで、ひとつの山に登…
ラジオを聞いていると、「とうきょうスカイツリー駅」という駅の改称に対する怒りの話をしていた。どういうことかというと、スカイツリーが完成したということで、最寄り駅である「業平橋駅」の名前が改称されたということらしい。何となくその行為そのもの…
スーパーバッド 童貞ウォーズ/グレッグ・モットーラ監督 受験生のいる家庭で観るには最悪の映画。子供がいない隙に少しずつ見て、やっと見終わった。卑猥だし隠語だらけだし下品だしまったく酷い。しかしながら同時にもの凄くいい映画なので困るのである。…
ヤノマミの事を書いた訳だが、しかし同じようにヤノマミを見た人が僕のように感じたかというのは、あえて少しばかり違うだろうな、ということは前提にあったように思う。制作した側の視点そのものもそうだったし、共感を持って描いている半面、やはりヤノマ…
ヤノマミのドキュメンタリーを見た。 このドキュメンタリーを紹介した媒体があって、それを知ったのが2,3年前で、途中でDVDを買うべきか思案した事もあったが、このように再放送があって良かった。しかしながらBS放送中雨が降ったか風が吹いたかしたらしくて…
草間彌生のドキュメンタリーを見る。何やらケバいという印象しか持ってなかったおばあさんだが、特に痛いという感じでは無くて、不思議な爽快感がある。しかしながら作品そのものであるとか、そのキャラクターそのものを子細に見ていると、何となく思い当た…
ルターを読んでいて思ったのだが、当時のドイツの人に限らず、ヨーロッパの人々は、死後の世界に恐怖して、現世で罪の償いをしておきたいというような考え方をしていたことが分かる。日頃の罪多き行いが、死後に罰せられて業火にかけられるということを本気…
マルティン・ルター ―ことばに生きた改革者/徳善義和著(岩浪新書) 世界遺産になっているヴァルトブルク城というところがあって、そこにルターがかくまわれている間に聖書のドイツ語訳を成し遂げたという話をテレビで観たことがあった。宗教改革がどんなも…