かわせみ側溝から

志は低空飛行 

2011-11-01から1ヶ月間の記事一覧

逆風を退ける

大阪ダブル選挙は橋下市長の圧勝に終わった。それは20万という得票差を見て言えることではあるが、平松候補も50万票以上、得票率は41%取っているということで、むしろ健闘している風にさえ見える。傍から見ている分にはもっと差があっても当然のように思っ…

危険は分かっておきながら…

僕自身は卵アレルギーをはじめ、鶏肉や豚肉にもアレルギーがあるらしいということは以前から言っている。検査をするとアレルギーのデパートみたいな体質ですね、といわれる。しかしながらこれらは僕の好物であって、特に気にせず食べている。時々まれに具合…

天国の日々

天国の日々/テレンス・マリック監督 良く考えるとチンピラ映画なのだが、日本のそれとは雲泥の差があって、とてもそのような感想を持つ人などあるまい。その上情緒的で文学的である。つまりこれは芸術映画なのかもしれない。 そんな紹介では観る気も失せて…

連動して思うこと

Twitterのつぶやきと facebookとさらにブログまで連携させたということで、使い分けていた垣根が事実上なくなってしまった。それでどうということも特にないのだが、一番大きいような気がするのはやはりFBの存在かもしれない。連動しているお友達はほぼ匿…

ウサギさんのお仕事

Rabbit open letter!? ウサギってこんなに便利だったんだ! 職場で雇いたいです。

それじゃ同世代だ

落合監督の退任の会見で「普通の初老の男性に戻った」という見出しを見た。実際は57歳だそうで、ちょっと戻り過ぎである。でもそのように突っ込んでも、今となっては気付く人の方が少ないのかもしれない。 しかしながら、初老の男性というと、おじいさんにな…

初日の黒を良しとする

接遇のセミナーだとか、日頃先輩たちに言われたり、そしてビジネス書などでも当たり前のように説かれていることに、初対面の大切さ、ということがある。特に僕には繰り返し、しつこく仰せつかったので、ほとんど耳にタコである。しかしながらどうしてそうな…

段差のあるところ

散歩していると時々変な人とすれ違う。もちろんあちらだってこちらの事を変に思っているのかもしれないのでお互いさまだけど、しばらく動悸がおさまらなくなって困ることだって起こる。かなり前の話だが、血のようなものの付いた包丁を握って走りさっていく…

人情紙風船

人情紙風船/山中貞雄監督 時代劇だけどチャンバラじゃない。人情劇だけどホラーかもしれない。妙にリアルで人間くさく、しかし現実の話としては悲しすぎる。映画そのものの出来栄えもさることながら、批評性も感じられる。確かにさすがにフィルムの状態は古…

戦争の常識

戦争の常識/鍛冶俊樹著(文春新書) 自国を守るという目的である防衛をするのは、当然という前提がまずある。この言葉の影に侵略は悪というか、ちょっとまずいんではないかということがあるように思われる。軍備を整えるのは自国を守るためにやむなくやって…

日本の戦争力

日本の戦争力/小川和久・聞き手坂本衛著(新潮文庫) 内容は本の題名の通り。インタビュー形式になっており、理解しやすい仕組みになっている。もちろん聞き手の興味のバランスという問題もあるのだろうけど、ある程度のボリュームもあって、網羅的に日本の…

安全保障とは何か

安全保障とは何か/江畑謙介著(平凡社新書) 著者はユニークな髪形のあの人。僕はあんまりテレビのニュースなどは見ないので本当はあんまり馴染みは無いのだが、単なる軍事オタクや解説者ではないようだ。書いてあることは至極まっとうで、なるほどだから解…

超常現象をなぜ信じるのか

超常現象をなぜ信じるのか/菊池聡著(講談社ブルーバックス) 知った人に幽霊を見たことのある人がいるだろうか? 幽霊を見た人を知っている、という話まで広げてみると、たぶんほとんどの人はそういう話を聞いたことがあるに違いない。ひょっとするとご本…

白い巨塔

白い巨塔/山本薩夫監督 田宮二郎といえばこのドラマであるといわれるほどの定番の映画版。というか、映画版を後にドラマ化したのだという。確かにおぼろげながらタイムリーな姿を覚えている頃より若い感じだ。しかし自殺した歳でさえ43歳だったというから、…

猫といえば当然猫の事

除草作業の報告で「ネコの空気が抜けていた。パンク修理が必要だ」という発言があった。僕自身は普通に何の問題もなく意味が分かるけれど、これを聞いていた校長先生が恐る恐る「ネコとは…」とお聞きになった。 意外な気がしたのは年配の人でも馴染みが無い…

脅威だからこそ対話

録画していたNHK特集を観る。 尖閣諸島近海の中国と日本の緊迫した状態を伝えたドキュメンタリーで、日本の自衛隊幹部(元も含むようだ)と中国人民解放軍との対話の場面も紹介されていた。むしろこの対話というのが、実際の衝突をギリギリのところで回避…

ブラック・スネーク・モーン

ブラック・スネーク・モーン/クレイグ・ブリュワー監督 クリスティーナ・リッチを鎖で繋いで監禁するってのは嘘じゃないんだけど、お話としてはその後の方が重要という感じのひっかけ映画ではある。もちろんいい意味で裏切られてびっくりだ。素直に残念だっ…

草食系と肉食系

近年では草食系男子という言葉もあって、いわゆる奥手の男性(ま、若い人ね)を揶揄している風潮もあるわけだが、そんな人は昔からゴマンといたはずであるし、本当にそうであるなら人口も抑制されて地球にやさしく大変に結構だ。 という話ではなくて、先日あ…

眼下の敵

眼下の敵/ディック・パウエル監督 かわぐちかいじは絶対この映画を観たんだろうな、と思った。 よく考えてみると変な話だし、ちょっと結末近くは卑怯な感じもぬぐえないんだけど、まあ、女っ気まったくなしの男の世界として面白く観ることができた。物量の…

フェルマーの最終定理

フェルマーの最終定理/サイモン・シン著(新潮社) 面白い本を紹介してくれといわれても、やはり人には好みと傾向というものがあるから、ある意味でその人にあったものでなければ紹介がむつかしいと思うことが多い。しかしながらそういう分野を超えて、手放…

ぼくの伯父さん

ぼくの伯父さん/ジャック・タチ監督 今の眼で見るとあんまり笑えないなあ、と思いながら観た。目新しさが、逆に古臭いというか。そうして結局現代的な方向とは少しずれていて、まあ、そういうのは面白かったかもしれないが…。 それにしても、お金がある程度…

タイムリーじゃ無い話

ほぼ毎日更新しているのでタイムリーに見せかけているけど、実は仕掛けを白状すると、書きためたものが自動更新されているというだけの話である。だから映画評とか、タイムリーじゃない記事が多いという訳。空いた時間とかにまとめていくつか書き飛ばして、…

おいしいコーヒーの真実

おいしいコーヒーの真実/マーク&ニック・フランシス監督 僕は小学生時代はコーヒーを好んで飲んでいた(自転車こいで豆を買いに行っていた)のだけれど、大人になるにつれて段々と苦手になって、ついにはほとんど飲めなくなってしまった。大人になると牛乳…

イアン・ハンターとモット・ザ・フープル

IAN HUNTER 3 Central park n West 3 of 10 NYC 81 とにかく懐かしくなって。遠征試合の移動の車の中でウォークマン(もちろんカセットテープ)で聞いてました。僕は万年二軍選手だったから試合で活躍できる機会は少なかったけど、移動の車の中でみんなが寝て…

学者のウソ

学者のウソ/掛谷英紀著(ソフトバンク新書) ここ最近は科学的学説というものと信用というものについて、大きな揺らぎのようなことが起こっているようだ。御用学者という言葉もあるし、あたかも都合のよい方便の為の学問があるようなことも言われたりする。…

煙突の見える場所

煙突の見える場所/五所平之助監督 昔は大村にもお化け煙突があったのにな、と思った。すんません、ローカルで。 煙突というのはそういう失われた日本の風景であることは間違いあるまい。いつの間にか日本の風景はすっかり変わってしまった。多くの場合それ…

デュエリスト・決闘者

デュエリスト・決闘者/リドリー・スコット監督 村上春樹のエッセイのある一遍を読んで、そこで紹介されていたプーシキンの短編をどうしても読みたくなって、(それはスペードの女王という短編集に入っている「その一発」というものだった)古本で購入して読…

おおきなカブ、むつかしいアボカド

おおきなカブ、むつかしいアボカド(村上ラジオ2)/村上春樹著(マガジンハウス) 村上春樹の文体というのは悪魔的なところがあって、はまってしまうとどういう訳か頭の中のつぶやきまで支配してしまう。だからと言って特にどうしようもないのだけれど。ぶ…

ウイちゃんがみえるもの

ウイちゃんがみえるもの/衿沢世衣子著(講談社) 絵本や児童文学を読んでいて時々本当に感心するのは、作者は現在恐らく大人になっているにもかかわらず、よくもまあ子供の考えている事を理解しているものだなあ、ということだ。かつては大人だったくせに実…

スマパン

The Smashing Pumpkins - 1979 中国留学から帰ってきたらスマパンが流行っていて、当然のように繰り返し聞いていた。その頃はいろいろあってなんとなく失意の毎日を送っており、スマパンの表裏のある曲の変化に妙に同調して感じ入っていたということなのかも…