2023-10-01から1ヶ月間の記事一覧
結果においては茫然自失としたというのがあって、挨拶の言葉を選び、お礼とお詫びを述べた。選挙最終日には気持ちのたかぶりもあって、涙があふれてきた訳だが、今回は悔しい気持ちはあれど、涙の方向へは感情が向かない。今は何か考えているというよりも考…
シング・ストリート 未来へのうた/ジョン・カーニー監督 親の収入の激減のため、転校させられる。そこはひどく掃きだめのような学校で、暴力が横行し当然学力も低い。アイルランドの独特の閉塞感や後進性もあって、若者はくすぶっている感じだ。そんな中、…
キケロ/高田康成著(岩波新書) 副題「ヨーロッパの知的伝統」。西ヨーロッパにおいては人文主義的教養の基礎に、キケロ無しでは語ることができないものがあるのだという。キケロ自身は前一世紀のローマの人で、若くから執政について活躍するも、時代背景の…
秘密の森の、その向こう/セリーヌ・シアマ監督 森の中にある亡くなった祖母の家を片づけに、ある家族が訪れる。母親は自分の母が亡くなった悲しみの為か、途中で帰ってしまう。父と二人して森の中で生活しながら片づけをする8歳の少女だったが、森の中で同…
電動自転車は海外のメーカーのものも結構あるのだが、日本の規制とは合わず、日本ではあまり見かけない。事実上の電動スクーターというのが多いらしく、ペダルは付いているが、電池が切れた際の補助的なものが多いのだという。せっかく電気で動くのだから、…
ひとはあんがい見た目だけで、その人がどんな人なのか判断しているという。田舎に行くと、素朴で親切な人が多いと言われるが、実際はそんなことは無い。だがそのように感じている人は多いらしくて、まことに不思議である。家庭菜園などをしていると、なんだ…
公共施設や、デパート、スーパーなどの入り口に設置してあるビニールの傘にかぶせる傘袋をつける仕掛けがある。いちおう傘袋装着機とでも言っておこう。日常的に当たり前なので、不思議にも何にも思っていなかったが、これは多くの場合日本独自のものだとい…
現在のカギの主流は、ディンプルシリンダー錠というものになっていて、複雑な窪みがあるのが特徴になっている。このことで、ほぼピッキングの被害を防ぐことのできる、防犯性の強いものになっているという。以前のピンシリンダーと言われるカギは、ピッキン…
リアリティ・バイツ/ベン・ステイラー監督 古い映画で、それも僕の青春時代と多少重なる。というか、僕の弟が観ていたな、という感じかもしれない。ウィノナ・ライダーはその時代の象徴のような女優さんで、それに相手がイーサン・ホークなのである。まあ、…
僕の若いころから問題になっていて(しかしオウム問題でかき消された経緯があるが)、さらにこれだけ社会的な敵になりながら、一定の信者がいて、さらに山上の母親のような頭のおかしい熱心な信者がいまだに頑張っているようなことが、なぜ起こるのか? 理解…
アトランティス/ヴァレンチン・ヴァシャノヴィチ監督 ウクライナの戦後近未来の設定、という背景のある映画。映画なので創作なのだが、なんとなくドキュメンタリー・タッチなところがあって、淡々と暴力描写があったり、不明遺体を調べたりというような場面…
「目途」という字は、メドと読んでもモクトと読んでもいいという。意味としてもだいたい同じようなものであるらしい。そうであるが、一般的には圧倒的にメドと読んでいる人が多いという話もある。一般的に言って、日本語の主に話し言葉としての語感として、…
村上春樹が大阪から東京に出てきて、結局口に合わなかった食べ物として「ちくわぶ」をあげていた。東京地方の人以外には、確かになじみの無い食べ物であろうが、これは元々戦後の貧しい庶民の食べ物であった名残であろう。とても洗練されているとはないし、…
長期金利の上昇を受けて、固定金利が少しだけ上がっているのだという。一般的な住宅ローンの借主は、ほとんどは変動金利を利用していると言われる。ネット銀行などは、超低金利で貸し付けており、言っちゃあなんだが、金利はタダの状態に近い。そのようにし…
白と黒のとびら/川添愛著(東京大学出版会) 副題「オートマトンと形式言語をめぐる冒険」とある。副題の通りの内容が語られているのだが、しかしこれは冒険成長物語なのである。ある村の少年が魔術師に弟子入りするのだが、掃除などの雑用ばかりさせられる…
シャレード/スタンリー・ドーネン監督 友人とスキーに行って帰ってくると、部屋のものは何もかも売り払われ、もぬけの殻になっていた。さらに夫は何者かに殺されたという。夫の死には秘密があり、25万ドルものお金をもって姿をくらますところであったらしい…
代車のガソリンの給油のタイミングが難しい。整備工は気の置けない友人のところに頼んでいるので、あんまり深くは考えていないところが多いのだが、しかし車を修理に出すと代車に乗らなくてはならない。ここの代車というのはたいていかなりのボロ車で、軽で…
今は地方と都市部で地域別価格差があるのだという。どういうことかというと、これまでは外食チェーン店などは、どこの地域でも日本であれば価格は同じであった。ところが今は、例えばマクドナルドであれば、ビッグマックの値段が東京と長崎では違うのである…
闇の奥/コンラッド著(光文社古典新訳文庫) お話はほとんどマーロウという男の独白という形をとっている。彼は船乗りで、コンゴに流れる大河をさかのぼって、象牙貿易を取り仕切っているクルツという男に会いに行った顛末を語るのである。ほとんどはよく訳…
こんにちは、わたしのお母さん/ジア・リン監督 子供のころから母親には迷惑ばかりかける娘で、母親を何一つ喜ばせた記憶さえない。何か取り柄がある訳でもないし、もちろん勉強はできない。一度でいいから喜ばせたいという思いから、入学証書を偽装して、名…
病院には通っているので、薬はもらっている。いちおう朝昼晩に飲む薬がある。朝が一番多くて一通りは朝に飲む。昼は一錠だけでたぶんいい。夜には二錠。寝る前には、場合によって。 もうそんな風にして薬を飲みつけて、何年になるんだろう。数えてないが、何…
ガンパウダー・ミルクシェイク/ナヴォット・パプシャド監督 殺し屋の女性には、過去に母親に捨てられた苦い思い出がある。もっともこれは自分がやっている仕事とも関連があって、母親も組織にやとわれた仕事をしていて、事情があったのだった。別段引き継い…
雷がゴロゴロいうと、うちの犬はおとなしくなるのでとても可愛い。普段はお転婆で困っているのである。確かに犬にとって雷というのは、訳が分からない上に恐ろしいものであろう。もっとも人間にとっても、これが好きだという人はめったにおるまい。窓から見…
しとやかな獣/川島雄三監督 いまとなっては知られざる名作とか何とか言われたりして、そういうものとは何なのか気になって、結局みてしまった。なんだか奇妙な家族がいて、子供たちが会社で不正を働かせていたり、作家の愛人として金をもらっていたりしてい…
物事というのは好きだからやっているのだろうか? 好きこそもの上手なれ、ということわざもある。それはそうかも、という共感もある。その通りではあるのである。好きなことを、どうしてもその思いでやり続けている人には、一定の結果として、「上手」と言え…
僕は目をつむるのが怖い。暗闇が怖いのと、ある意味では似ているのかもしれない。目をつぶっていても、寝ているときは怖くはない。おそらく布団に寝ているからである。毛布などをかぶっているのも身を守っている感じだし、背中に布団が当たっているのも安心…
外国人には横丁が、日本的に感じられるものらしい。衛生などの規制が厳しくなっていて、海外では似たようなものが姿を消していることと、場所によっては危険で、一般の人が気軽によれる文化に無いというのがあるようだ。 様々な要因はあるにせよ、外国人の多…
先日久しぶりに神戸に出張した。以前来たときは亡くなったあの人もいたな、という事も思い出した。今回は実際には時間に余裕があって、予定の会議には間がある。三宮まで行って、観光がてらぶらぶらすることもできたのだが、外は暑いし、なんとなく断念した…
国際社会の中で、トルコの存在感が増している。これまでトルコという国は、ヨーロッパと中東とアジアのはざまにあって、何か中途半端にどっちつかずのところがあって、扱いがはっきりしない国の一つだった。ところがトルコのそういうところが、今となっては…
だいたいにおいて人間関係というものは難しいのだが、それは自分のことでもそうだが、自分以外の人の話になるとさらに混迷を極める。人間関係には相性のようなものがあるのかもしれない。馬が合うとか合わないというのもあろうが、何か心の引っ掛かりがいつ…