2018-08-01から1ヶ月間の記事一覧
ふと翻訳ソフトに「親子丼」って言ってみた。でも「oyakodon」ってかえって来た。つまらん奴だな。でもまあこれは説明の仕方だろう。チキン&エッグ・(ライス)ボール(bowl)とでもいうのかもしれない。調理の仕方を説明する場合もあるだろうけど、複雑なの…
水木先生とぼく/村澤昌夫画(角川書店) 作は水木プロダクションとなっている。村沢さんという人は、水木しげるの下で40年もアシスタントをしている人だという。もともと漫画家になろうとして(賞も取っているようだ)いたが、勉強も生活もあるので修行のつも…
夏が暑い所為で、東京で開催される予定のオリンピックの天候も懸念されているという。日本の暑い夏の時期にオリンピックを開催することは、過酷すぎるのではないか。様々な国からやってくる選手たちの体調を守ることも大切なことだし、そもそも炎天下で最高…
悪女について/有吉佐和子著(新潮文庫) 戦後の混乱期にわが身一つで大富豪となる、女性実業家の富小路公子という人物がいた。彼女はどうも謎の死を遂げたようだが、生前はいったいどのような人物だったのか、マスコミでは悪女とセンセーショナルに騒ぎたてら…
前を走る車がワーゲンでTSIと書いてある。後で調べたら、ターボチャージャーなんとかかんとかというエンジンのシステムの略文字であることが分かった。気になったのは、それなら仕方のないことだが、なんとなく速そうじゃないな、と感じたからかもしれな…
顔のないヒトラーたち/ジュリオ・リッチャレッリ監督 ドイツ映画。ニュルンベルク裁判は割合知られていることと思うが、ドイツの敗戦後13年経過した後のアウシュビッツ裁判がドイツ人の手で行われていたことは、比較してそれほど知られていないのではないか…
宛名の話で思い出したが、最近メールをいただく際に、特に事務的なものに限って、文章の最後に、自分の姓だけを書いてくる人がいるのである。それも、そんなに少なくは無い。 これはおそらくなのだが、書いている人は、案外へりくだって書いているつもりであ…
六の宮の姫君/北村薫著(創元推理文庫) 芥川龍之介の作品に同名のものがある。私は卒論に芥川を選んだのだが、この作品についてバイトで出版社で働いている折に、文壇の大御所から「あれは玉突きだね。…いや、というよりキャッチボールだ」という謎の言葉を…
ちょっと前にどこかの大学の先生が、学生からのメールで自分に対して苗字に「様」をつけてよこしたことに立腹して、単位をやらないとツイッターかなんかで書いてしまって、炎上していた。 反応として、先生とはそんなに偉いのか、ということや、この先生自体…
ひるね姫/神山健治監督 自動車整備工場をやっている父と二人暮らしの女子高生ココネは、育ち盛りの所為か、とにかく眠たいので頻繁に昼寝(というかうたたねも含む)してしまう。その時に夢を見る訳だが、その夢の中のある王国で持ち上がるトラブルが、何故…
占いの類を馬鹿にしているのかもしれないが、その前にあまり好きでは無いというのがあるように思う。見ている時間がもったいない。そういう気分があるのかもしれない。Eテレでたなくじを見ている癖に何を言う、という人もいるかもしれないが、あれもまった…
ニコラス・ウィントンと669人の子どもたち/マテイ・ミナーチュ監督 ドキュメンタリー映画。ナチス・ドイツの迫害迫るチェコスロバキアで、子供の里親先という事でユダヤ人の子供をどんどん英国へ出国させた人がいた。この手の美談はいくつかあるようだが、…
ドキュメンタリーの映像の世紀で、独裁者の三人を観た。ムッソリーニ、ヒトラー、スターリンである。 もともとヒトラーはムッソリーニをたいへんに崇拝していた。また彼は禿げ頭ながら凄まじいカリスマで、肉体を晒して強さを国民に見せ、多国語を駆使して見…
スコット・ピルグリムVS邪悪な元彼軍団/エドガー・ライト監督 無職のバンドマンのスコットは、東洋系の17歳の娘にも好かれている(はっきり付き合っている)。それにもかかわらず髪を青に染めた別の女の子に惹かれていき、そうして何故か彼女とつきあうため…
高校野球は感動産業と言われる。そのように揶揄して言われるほど、日本人の多くはそのような視線で、高校野球を見ているのではないか。何か特殊な出来事としてそのように考えている人も多いように思える。その理由は既に終戦に関する本の書評で明らかにした…
スキマスキ/吉田浩太監督 単なるエロ映画なんだが、アマゾンプライムビデオをぱらぱら観てたら、つい最後まで観てしまった。隣のアパートのカーテンの隙間から見える女性の姿を覗く日常を送っている大学生。どうしても気になって勉強も手につかない。彼は夜…
たぶん靴磨きをしてもらったことは無いと思う。理由はおそらくと思うが、戦後の日本の闇市などで、貧しい子供たちが靴磨きをして生活を支えた、というような話や映像を見た所為だろうと思う。さらに靴を磨いてもらうという行為自体に、なんとなく貴族的なも…
海賊とよばれた男/山崎貴監督 原作は百田尚樹のベストセラー小説。出光興産の創業者の伝記的な物語らしい。話題になったのはもちろん知っていたし、息子が小説を読んでいたようだ。僕は未読。 時代がまだ石炭中心だった頃に、石油の将来性を見越して販売を…
マルクス・ガブリエルというドイツ人の若き哲学者が日本に来て、いろんな人に会っていろんな話をしているというのを見た。彼は、世界は存在しないとか、妙なことを言っている人だというのは分かった。まあ、存在しないという文法なんだろうが。 分かりにくい…
太宰治の辞書/北村薫著(創元推理文庫) 円紫さんシリーズという事でずっと紹介してきたが、今回はやっぱり「私」シリーズとすべきかもしれない。結局名前が明かされない「私」が中学生の息子を持つ編集者の中堅として現れる。もう女子大生シリーズですらな…
村上ラジオを聞いた(8月5日)。初めて声を聴いて感激してしまったし、何よりその語り口と声、内容も素晴らしかった。構成もかなり考えられており、番組として凄いなと思った。こんなにラジオが楽しいというのも珍しい。もっともラジオなんてほとんど聞かない…
朝霧/北村薫著(創元推理文庫) 主人公の私は、大学を卒業し出版社に就職する。そこで文壇の大家のような先生と俳句談義をしたりする。多少衒学のケがあって、凄すぎてどうなんだか。僕にはとても同意できるほど教養が無い。まあ、面白いんだろうけど。また…
夏に冷たい麺を食べる習慣は、あまり海外では無いという。冷たい料理は手抜きという印象もあるだろうし、中国などは体に悪いともされている。日本には刺身の文化もあるし、冷たい食材に抵抗があまりないのではないか。さらに湿気が多く、夏は暑い。そういう…
人間の値打ち/パオロ・ヴェルズィ監督 イタリア映画。イタリアと言えば昔は映画の名門国だったが、今はすっかり没落した感がある。まあ、日本にあんまり配給されないだけだろうけど。この映画はイタリアなのに配給されているので、久しぶりに名作なのか? …
外国人が日本にたくさん来るようになって、いわゆる日本的なモノというのが、それなりに売れているらしい。おみやげとしても日本的なモノを買いたいという事もあるんだろう。伝統工芸品のようなものが改めて見直されて、その価値通り売れていくのは、その筋…
汚れたミルク あるセールスマンの告発/ダニス・タノヴィッチ監督 パキスタンで乳幼児が粉ミルクで死んでいるという告発社会派映画。企業はネスレのようだ。パキスタンの事件だが、インドや英国、フランスが制作国となっている。作中はドイツも舞台になって…
先日海外ドキュメンタリーを観ていたら、アフリカの十八歳の少女の日常というのをやっていた。イスラムの戒律を守りながらも不満があり、携帯を操る現代人であり、伝統衣装に身をまとえば身が引き締まるような心情になる。まあ、そういう現代の若者の姿を現…
リベリオン―反逆者―/カート・ウィマー監督 SF近未来ディストピア設定作品。人間の感情を抑制する薬を飲むように強制されている独裁社会の中にあって、主人公はこの薬を飲まない反政府の人々を取り締まる立場の超人である。冷酷な取り締まりで、多くの人を…
先にオウム真理教関係者の死刑がパタパタと報じられた。僕も出張の朝飛行場のニュースで見た。それに伴ってやや懐かしいジャーナリストやコメンテーターが何人か出るようになった。そうしてボチボチこれらに関する言説もいくつか目にした。驚いたことにこの…
マダム・フローレンス 夢見るふたり/スティーブン・フリアーズ監督 音痴の金持ち婦人の歌手物語。普通はそんなことには驚かないが、実話の映画化で、本当にレコードを出している歌手でもある婦人の物語である。最初は仲間内を呼んで、おおかた事情を知った…