2020-02-01から1ヶ月間の記事一覧
今回の出張は、いつものようで、ちょっと意外、っていうかんじですかね。 実は着いたのは川崎。僕には死んだおばさんがここに一時期住んでたことがあるせいか、二十年以上前に来たはずの街なんですよね。でもですね、来てみると、まったく覚えがないというか…
僕は青年会議所という団体に所属していた時代があって、まあ、一通りその場所で長い時間を過ごした。この件に関してはとても一言で語ることができないので、最初から言うつもりはないが、今回は限定的な話である。 先日この団体の後輩と話をしていて、大筋で…
マンチェスター・バイ・ザ・シー/ケネス・ロナーガン監督 気難しい男は、仕事は一応できるようだが、いい加減にしか人と付き合おうとせず、不機嫌に暮らしている。そういう中兄が病気で亡くなり、その息子の後見人として、故郷に戻って世話をすることになる…
問題です。:モンシロチョウ 2.カブトムシ 3.ミンミンゼミ このうち一番長生きするのはどれでしょうか。 これはあるテレビ番組でやっていた問題。さすがにほとんどの子供は正解したが、答えは3.のミンミンゼミ 約7年の寿命があると考えられている。1.モンシ…
殺人者の顔/ヘニング・マンケル著(創元推理文) スウェーデンの小さな町で、老夫婦が拷問の上に虐殺される痛ましい事件が起こる。老婆が死ぬ前に残した言葉は「外国の…」といっていたようだった。外国移民問題で国民世論が過熱する中で、この発言がマスコ…
果てしなき渇き/深町秋生著(宝島社文庫) 読んでいて、あまり共感の得られる主人公ではない。少なくとも僕には。考え方があまりにも違う上に、暴力ばかり。会話のやり方も、なぜこういう言葉から始まるのか、今一つ訳が分からない。感情が先走る情動的な人…
ローグ・ワン スターウォーズ/ギャレス・エドワーズ監督 詳しいことは、どこかの解説を読んでもらうと助かるが、いわゆる本編といわれるお話のスピンオフというか、別の外伝であるらしい。初代のデス・スターという星自体が兵器になっているものの設計図を…
ボスニア南部にあるモスタルという町の公園には、金ぴかの等身大のブルース・リーの銅像がある。もちろんブルース・リーはかの国でも大変に人気が高かったこともあるが、彼が民族統合の象徴であると考えられたからである。そうした理由には多少の説明が必要…
斬、/塚本晋也監督 江戸末期の農村が舞台。腕の立つ若い浪人侍杢之進(もくのしん)は、農家の手伝いをしながら暮らしていた。そこに果し合いのために流れてきた腕利きの澤村という侍が現れる。杢ノ進が農民の青年と剣の稽古をつけていた場面を見て腕を見込…
文房具マニアというわけではないが、文房具は好きかもしれない。特に筆記具に関しては、というか、ボールペンが好きである。格別高価なものを持っているわけでもないし、あらゆる書き味を試したわけでもない。しかしボールペンを使って文字を書いているだけ…
オリエント急行殺人事件/ケネス・ブラナー監督 あまりにも何度も翻訳されている古典的な名作ミステリ作品であるばかりか、映画はもちろんドラマで何度も制作され、モチーフとして作品化され続けている物語である。要するに筋を知らない人の方が稀だろう。そ…
もともとひどく不器用である。手先で何かをするというようなことを、そもそもやらないし、苦手意識があるからだろう、やろうという気持ちが起きない。やる前から何か、うまくいかないような予感がする。実際にあまりうまくいったという記憶も薄い。 手先が不…
グランド・マスター/ウォン・カーウェイ監督 カンフーファンには伝説の人として知られる葉問(イップマン)の波乱の人生と、彼を取り巻くカンフー社会の達人たちの様々な人生を再現した物語。カンフーには様々な流派があり、それぞれに勢力をもちながら世代…
1940年代にアメリカのデュポン社の開発した新素材のナイロン・ストッキングが発売されると、爆発的にヒットして世界を席巻した。それまでの我々の生活が、激変したといえるのだそうだ。ちなみにナイロンの語源は、「now you lousy old nipponese.! (古い日…
オアシス/イ・チャンドン監督 ひき逃げなどの罪(前科三犯であるようだ)で服役後出所した男は、家族からは歓迎されていない。自己中心的というか、おそらくだが、発達障害があるのではないか。そういうわけで疎まれているわけだが、ひき逃げの犠牲者宅にお…
普段から鞄は持ち歩いている。無いと困るのではないかとは思う。中身に関しては、あまり考えてはいなかった。必要なものが入っているはずだという感覚のみであろう。 鞄の中身を、毎日全部出してから詰めなおした方がいいという話がある。もう何年も前から、…
ファンボーイズ/カイル・ニューマン監督 癌のために余命が少なくなったと考えられる友人に、公開前のスターウォーズの新作フィルムを盗み出して観ようとする仲間たちの友情物語。基本的にはふざけたコメディだが、スターウォーズに熱狂する若者オタクたちの…
スープを作るにあたって、様々な食材を生かし、最高のものを作ろうとする料理人を紹介するものを見た。その人の談で、目指しているスープは「1+1のものが3になるように」作られるのだということだった。 まあ、意味は分かるような気はするのだが、3にな…
菊とギロチン/瀬々敬久監督 関東大震災後の時代。夫の暴力から逃げ出した女性が、女相撲の興行団体に入って相撲に打ち込むようになる。同時期、アナーキズムを標榜する政治ゴロのグループが、エロ目的で女相撲に興味をもって同行するようになる。社会の動き…
もうぬげない/ヨシタケシンスケ著(ブロンズ新社) 子供向け絵本。著者をテレビで見て、面白い人だな、と思って購入。この人の絵本は、様々な国でも翻訳出版されているという。もちろん日本でも絶大な人気を誇っているようだ。知らない方面のお話とはいえ、…
王様のためのホログラム/トム・ティクヴァ監督 中東の王様に3Dホログラム映像システムの営業をかけることになる。現地に行ってみると、炎天下、それなりに立派だがオフェスはテントだし(エアコンが効かない)、秘書に問い合わせてアポを取っているが、王…
コンビニ人間/村田紗耶香著(文春文庫) コンビニでのバイト風景と、主人公の36歳・女である古倉の小人生的なことがつづられている。妙な感じはするにはするが、ちょっと変わった感性の女性なんだろうという風に思いながら読み進んでいた。ところが段々と常…
ひみつの花園/矢口史靖監督 子供のころからお金に関して執着していた咲子は、好きが高じて銀行員になって毎日お金を数える生活ができて、ちょっとだけ満足していた。が、銀行強盗に一緒にさらわれ逃亡したのち、五億円の行方が分からないまま車は爆発炎上し…
昨年は、猪瀬直樹を定期的に読んだ。なかなか噛み応えのある本が多いので、一筋縄ではいかないが、面白いのでつい読んでしまう。そうしてものすごくためになる。猪瀬直樹は、日本人の必読書・作家なのではなかろうか。昭和16年夏の敗戦/猪瀬直樹著(中公文…
岬の兄妹/片山慎三監督 兄は足に障害がある様子で、勤めていた工場は人員削減のためなのか首になる。妹は知的障害があるようで、時々失踪する先で、男と関係を持ち、こづかいまでもらっていたようだ。最初兄は、このような売春まがいの行動をとる妹に対して…
新書・入門だからといって侮れない。から、紹介するのです。なぜフランスでは子どもが増えるのか/中島さおり著(講談社現代新書) ヨーロッパの女性がどうしてこんなに強いのか、これで理解できるのではないか。要するに日本の女性も間違いなく将来的にはも…
ディス・ウィッシュ/イーライ・ロイ監督 当時はチャールズ・ブロンソン主演の邦題は「狼よさらば」で有名な作品のリメイクを、主演がブルース・ウィリスで作られた作品。設定も微妙に違って、設計士から医者になっている。ブルース・ウィリスが医者? っと…
昨年シリーズ、ご参考に。未来からの遺言/伊藤明彦著(岩波書店) 副題は「ある被爆者体験の伝記」。不思議な読後感がある。貴重な被爆体験を残すことは大切なことだが、その中に混ざる真実とは別のものをどう伝えたらいいのか。簡単には切り落とせないこと…
響HIBIKI/月川翔監督 原作漫画があるようだ。それも漫画大賞受賞作である。それで映画化されたのかもしれない。15歳の天才文学少女が現れ、芥川賞と直木賞のダブル候補作となり話題となる。同時に同じく15歳の人気作家の娘も同級生で文学作品が売れていた。…