
ラジオ聴いてて雑感。
経済のことは分からないけど、という前置きがあって、安倍さん批判であるらしい。経済成長を優先させるのがなぜ間違いなのか。それは経済を優先させて弱者を守る金を作り出すようなまやかしだから、であるかららしい。もともとの話として、経済的にどんなに困窮しようとも、守るべきは守るということが大切なのであって、先に経済があってはおかしいのではないか、と結んでいた。
僕はしばらく本当に口があんぐりしてしまったかもしれない。
そもそも論以前に破綻しているのに気付いていないのか。弱者保護の原資を巡る議論の前にそれがあるということの方が、まやかしではないのか。無い袖は振れないということわざがあるが、政治(国政)は基本的に税金の分配をしているようなものだ。分配できなければ国の政治は終わるだろう。例えばそういう国は、軍が政権を握っていたりする。民主的でなくとも、江戸時代でも基本的にはそういうことでは無かったか。守るべき人を守る為に人は何をすべきか。多くの人が働いている理由も、たぶんそんなところだろう。政治ですらなくとも、自明だからそうしている。それがおかしいと言っているに等しいことに、なぜ迷いを持たないのだろうか。
もっとも安倍さんは、経済優先にさえ失敗はしている。さらに政策は左すぎる。さらに大きな政府過ぎて反自由主義者にも見える。それがまあ、普通にリベラルな人間が持つ感覚ではないかと思う。というのが比較的控えめな常識的一般人の感覚だろう。右の人がどう思っているかは知らないが、どうも極端な側からの眺めは傾斜しすぎてよく分からない。
政権批判をするなら、まず現状を正確に見ることの方が大切である。レッテルで、思い込みで批判すると、何もかもが的外れだ。そうしてその的の外し方を批判すると政権を守っていると批判する。いつまでも安倍さんに行きつかない。政治家に声が届かないのは、自分と関係が無い批判だとしか思えないからではないか。もっとも届いている声の人は、そもそも平均ではないのだろうけれど…。