
□話題の本(時すでに遅し)
岩崎彌太郎/伊井直行著(講談社現代新書)
龍馬伝を見ていて、司馬遼太郎モノとはずいぶん違うな、と思って手に取った。そうしてやっぱりぜんぜん違う話なんだと確認した次第。テレビドラマは講談のようなものだと思えばそれでもいいんでしょう。
ゲゲゲの女房/武良布絵著(実業之日本社)
ウチの家族は水木さんの大ファン。当然のごとく読みました。なかなか文章が上手くてすんなり読める。戦後という時代の空気も伝わってくるし、その極貧生活も後のことを知っているせいか、割と安心して読めるので助かる。逼迫しているけれどどことなくとぼけているようなのんびり感もあって、ドラマの方も、この感じは大いに参考にしたのではあるまいか。奥さんの本も売れて、さぞかし水木さんは「ムハッ」と思っているでしょう。