
世間的にはクリスマスで、メリーというか、おめでとう。プレゼント注文してたのに発送確認してなくて間に合わなかった。とほほ。正月のお楽しみに、と言い訳。
さて、子供のころはカトリックの家庭で育ったのでそれなりに楽しい思い出のある朝だったけれど、本人は関係なく大人になってしまったので変な映画を推薦して場を濁してしまいましょう。ということで、お楽しみあれ。
□変わりモノ編
何が映画的なのかというのはいろいろ議論があると思うが、映像のマジックを屈指するSFであるとかこのような世界というのこそ、映画の王道ではないかと思ったりする。大人になると妙に気取ってしまって、このような作りものチックにあふれた世界を敬遠してしまうのはもったいないのではあるまいか。実は本当に人間の基本的な部分をえぐり出すように描き出してしまうのは、このような世界観だから可能になったりもするのである。
第9地区/ニール・ブロムカンプ監督
監督さんは南アフリカ出身だということで、やはりこのようなテーマについて日ごろから考えていたんだろう。アパルトヘイト問題が背景にあるのは明らかだ。
それにしても移民であるエイリアンを気持ち悪く描いたことはなかなか考えさせられる。人間の偏見への視覚化ということなんだろうが、それさえ気づかない人がいるかもしれない。妙なカタルシスもある娯楽作にもなっており、考えすぎずに見ても何の問題もない。変だけどズバリ今年を代表する名作映画だと思う。
ゾンゲリア/ゲイリー・A・シャーマン監督
題名からしてゾンビ映画と勘違いしてしまう珍品ではある。古いし演出もうまく行ってないところもあるんだけど、気持ち悪くてショック描写も過激だったりするんだけど、話は面白いんである。拾いものとして貴重だと思った次第。
エイリアン・ネイション/グラハム・ベーカー監督
異星人が宇宙船の故障で地球に移民として住んでいる、という背景から物語が始まる(なんかどっかで聞いたことあるな)。彼らは優秀なようで、人間社会にも適応し、実社会で出世したりしている。彼らはどこかの星では奴隷だったらしく、地球で自由を獲得できているらしい。しかし異星人なのでいろいろと地球人とは風習が違って、そういうギャグもなかなか楽しい。そうではあるが基本的にアクション映画で、普通にやっぱり娯楽作なのである。見終わったら素直にいい映画だと認めてくれるのではないだろうか。
ヘルボーイ ゴールデンアーミー/ギレルモ・デル・トロ監督
基本的にハードボイルド。アメコミ映画の王道でもある。妙な正義感と愛に生きる苦悩を、それなりにストレートに描ききっているお勧めの一本である。この赤がカッコよく見えたら、あなたは純粋なんだと思います。